富士登山2017(4)
富士登山の記事は今回で最終回です。

山頂に到着して、ご来光を拝んだあとは、山頂をぐるっと一周するお鉢巡りです。
まずは、最高地点3,776mの剣ヶ峰を目指します。
剣ヶ峰直下の「馬の背」と呼ばれる急傾斜の登山路がかなり歩きづらかったです。
砂礫の登山路はすべりやすいので、慎重にゆっくりと歩きます。

最高地点まであと少し。
剣ヶ峰の頂上に日本最高峰の石柱が建っています。その石柱で記念撮影をするために登山者の長い行列ができてます。

ようやく順番が回ってきました。
石柱との記念写真は、とてもよい思い出になりました。

朝日を受けて雲海に映る、影富士。
ガイドさんによると、山頂部分に虹のような光の輪が現れる「ブロッケン現象」が見えるということですが、写真だとわかりづらいですね。かすかに見えるような見えないような(^_^;)。

雲の切れ間から青木ケ原樹海が見えます。

真夏でも残る火口の万年雪。

足早にお鉢巡りが終わると、登頂の気分に浸る間もなく、下山開始です。

下山は、ガイドさんの先導はなく、自分のペースで下っていきます。
登りの時も同じですが、落石防止のため、基本的に山側を歩きます。


実は、この下山がかなり大変でした。
すでに体力は相当使っているので、だんだんと足に踏ん張りが利かなくなって、ちょっとバランスを崩しただけで転んだりしてしまいました。

山小屋に水や食料等の物資を運ぶブルドーザー。

ようやく六合目あたりまで下山。足はもうガクガクです。

約4時間かかって、五合目富士スバルライン、吉田口に無事到着。
最高に疲れました(^_^;)。
五合目は、これから山頂目指す登山者で一杯です。

五合目からの富士山。
数時間前まで、あのてっぺんにいたかと思うと不思議な気分です。
今回、Uさん、Iさんと一緒に登ることができて本当に良かったです。ありがとうございました。
また、安全にそして確実に山頂まで引っ張ってくれた、女性のベテランのガイドさん、ツアー会社の若い女性の添乗員の方に恵まれて素晴らしい富士登山ができました。

山頂の久須志神社でいただいた、御朱印。

右は、富士山の協力金(1,000円)を支払った際にいただいた木札。吉田口を表す黄色のヒモが付いています。
左は山頂で購入した、山バッジ。
初めての富士登山は不安もあり、かなりきつかったですが、とても素晴らしかったです。
自分自身と富士山との距離が少しだけ近くなったような気がします。
来年は登山ルートを変えてまた登ってみたいですね!

山頂に到着して、ご来光を拝んだあとは、山頂をぐるっと一周するお鉢巡りです。
まずは、最高地点3,776mの剣ヶ峰を目指します。
剣ヶ峰直下の「馬の背」と呼ばれる急傾斜の登山路がかなり歩きづらかったです。
砂礫の登山路はすべりやすいので、慎重にゆっくりと歩きます。

最高地点まであと少し。
剣ヶ峰の頂上に日本最高峰の石柱が建っています。その石柱で記念撮影をするために登山者の長い行列ができてます。

ようやく順番が回ってきました。
石柱との記念写真は、とてもよい思い出になりました。

朝日を受けて雲海に映る、影富士。
ガイドさんによると、山頂部分に虹のような光の輪が現れる「ブロッケン現象」が見えるということですが、写真だとわかりづらいですね。かすかに見えるような見えないような(^_^;)。

雲の切れ間から青木ケ原樹海が見えます。

真夏でも残る火口の万年雪。

足早にお鉢巡りが終わると、登頂の気分に浸る間もなく、下山開始です。

下山は、ガイドさんの先導はなく、自分のペースで下っていきます。
登りの時も同じですが、落石防止のため、基本的に山側を歩きます。


実は、この下山がかなり大変でした。
すでに体力は相当使っているので、だんだんと足に踏ん張りが利かなくなって、ちょっとバランスを崩しただけで転んだりしてしまいました。

山小屋に水や食料等の物資を運ぶブルドーザー。

ようやく六合目あたりまで下山。足はもうガクガクです。

約4時間かかって、五合目富士スバルライン、吉田口に無事到着。
最高に疲れました(^_^;)。
五合目は、これから山頂目指す登山者で一杯です。

五合目からの富士山。
数時間前まで、あのてっぺんにいたかと思うと不思議な気分です。
今回、Uさん、Iさんと一緒に登ることができて本当に良かったです。ありがとうございました。
また、安全にそして確実に山頂まで引っ張ってくれた、女性のベテランのガイドさん、ツアー会社の若い女性の添乗員の方に恵まれて素晴らしい富士登山ができました。

山頂の久須志神社でいただいた、御朱印。

右は、富士山の協力金(1,000円)を支払った際にいただいた木札。吉田口を表す黄色のヒモが付いています。
左は山頂で購入した、山バッジ。
初めての富士登山は不安もあり、かなりきつかったですが、とても素晴らしかったです。
自分自身と富士山との距離が少しだけ近くなったような気がします。
来年は登山ルートを変えてまた登ってみたいですね!
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富士登山2017(3)
富士登山の続きです。

夕日を受けて雲海に映る影富士。とても幻想的です。

18:30、夕食の時間です。ハンバーグ入りのカレーライスです。緑茶1杯付。
少し頭痛があり、あまり食欲がなかったので、半分くらい残してしまいました。
いたって簡素な食事ですが、おいしかったですよ)^o^(。
食後に頭痛薬を飲みました。

夕暮れ時の山小屋からの眺めです。明日も晴れそうです。

19:30、そろそろ寝る時間です。私が泊まった部屋は2段ベッドの上段の5人部屋でした。普通の旅館等とは違い、
サービスやおもてなしなどは正直期待できません(^_^;)。
でも一時的に仮眠する場所と割り切ってしまえば、それほど気になりませんし、個人的には十分です。
寝る際もほとんど雑魚寝という感じで、寝返りもしずらかったです。
ほとんど寝られなかったですが、体を休めるという感じで静かに目を閉じていました。

深夜の1:30に起床、富士山頂目指して山小屋を2:00に出発です。
思いっきりボケてますが、頭にヘッドライトをつけた登山者の行列です。
山頂でご来光を見る時間に合わせてみなさん登るので、登山道はかなり混んでます。
5~6歩進むと、立ち止まる、そんな感じです。

途中、休みをとりながらゆっくり歩きます。
大きく光って見えるのは、三日月です。三日月のさらに右側に縦に3つ星が見えますが、本来は冬の星座の
オリオン座です。
ガイドさんの話によると、富士山は標高が高いので、夏の時期でも見えるそうです。

上手く撮影できませんでしたが、普段はなかなか見られない星がよく見えます。
朝4:00頃になると、空が徐々に明るくなってきます。
段々と濃くなっていくブルーの色がとてもきれいでした。

相変わらず渋滞は続いており、9合目を過ぎたあたりから、ガイドさんより、このままのペースで歩くとご来光に
間に合わないかもしれないという説明がありました。ということで、
ちょっと裏技を使って、下山道に迂回して山頂を目指しました。

山小屋を出発して2時間40分ほどで、ようやく山頂に到着しました。
山頂はかなり寒いです。ご来光までは多少時間があったので、体を冷やさないためにもそのまましばらく歩きます。

5:00、ご来光地点で、ご来光を待ちます。
空がオレンジ色に輝いてきます。


5:03頃、雲の切れ目から太陽が・・・。感動のご来光です。
寒さもしばし忘れてます。


太陽が昇りはじめると空がどんどん明るくなってきます。
少し暖かくなってきました。


前方にもたくさんの登山者が連なってます。

ご来光の後は、お鉢巡りです。まずは富士山の最高地点、剣ヶ峰を目指します。
あと、もう1回続きます。

夕日を受けて雲海に映る影富士。とても幻想的です。

18:30、夕食の時間です。ハンバーグ入りのカレーライスです。緑茶1杯付。
少し頭痛があり、あまり食欲がなかったので、半分くらい残してしまいました。
いたって簡素な食事ですが、おいしかったですよ)^o^(。
食後に頭痛薬を飲みました。

夕暮れ時の山小屋からの眺めです。明日も晴れそうです。

19:30、そろそろ寝る時間です。私が泊まった部屋は2段ベッドの上段の5人部屋でした。普通の旅館等とは違い、
サービスやおもてなしなどは正直期待できません(^_^;)。
でも一時的に仮眠する場所と割り切ってしまえば、それほど気になりませんし、個人的には十分です。
寝る際もほとんど雑魚寝という感じで、寝返りもしずらかったです。
ほとんど寝られなかったですが、体を休めるという感じで静かに目を閉じていました。

深夜の1:30に起床、富士山頂目指して山小屋を2:00に出発です。
思いっきりボケてますが、頭にヘッドライトをつけた登山者の行列です。
山頂でご来光を見る時間に合わせてみなさん登るので、登山道はかなり混んでます。
5~6歩進むと、立ち止まる、そんな感じです。

途中、休みをとりながらゆっくり歩きます。
大きく光って見えるのは、三日月です。三日月のさらに右側に縦に3つ星が見えますが、本来は冬の星座の
オリオン座です。
ガイドさんの話によると、富士山は標高が高いので、夏の時期でも見えるそうです。

上手く撮影できませんでしたが、普段はなかなか見られない星がよく見えます。
朝4:00頃になると、空が徐々に明るくなってきます。
段々と濃くなっていくブルーの色がとてもきれいでした。

相変わらず渋滞は続いており、9合目を過ぎたあたりから、ガイドさんより、このままのペースで歩くとご来光に
間に合わないかもしれないという説明がありました。ということで、
ちょっと裏技を使って、下山道に迂回して山頂を目指しました。

山小屋を出発して2時間40分ほどで、ようやく山頂に到着しました。
山頂はかなり寒いです。ご来光までは多少時間があったので、体を冷やさないためにもそのまましばらく歩きます。

5:00、ご来光地点で、ご来光を待ちます。
空がオレンジ色に輝いてきます。


5:03頃、雲の切れ目から太陽が・・・。感動のご来光です。
寒さもしばし忘れてます。


太陽が昇りはじめると空がどんどん明るくなってきます。
少し暖かくなってきました。


前方にもたくさんの登山者が連なってます。

ご来光の後は、お鉢巡りです。まずは富士山の最高地点、剣ヶ峰を目指します。
あと、もう1回続きます。
富士登山2017(2)
富士登山の続きです。

八合目(標高約3,150m)の蓬莱館に到着。
ここで少し休憩をとります。ここの山小屋でペットボトルの水を買いました。1本500円!

すばらしい雲海を見ながら、ゆっくり歩きます。

標高約3,200mの白雲荘に到着。
再び小休憩。だいぶ気温も下がってきており、少し寒かったので、カップみそ汁を飲みました。400円!
でも冷えた体が温まっておいしかったです。

少し休憩して、呼吸を意識しながらゆっくりペースで登ります。

雲海が広がる景色は、本当に素晴らしいです。いつまで見てても飽きません!

標高約3,250mの元祖室(がんそむろ)に到着。

本日泊まる山小屋まで、あともう少しなんですが、あとちょっとが遠いです。

五合目から歩いて約6時間、本日泊まる山小屋、本八合目トモエ館にようやく到着しました。

Iさんとともに、パチリ。
やっと着いたという感じで正直、もうクタクタです(^_^;)。

ずいぶん高いところまで登ってきたなぁ、というのが実感です。
もう少し続きます。

八合目(標高約3,150m)の蓬莱館に到着。
ここで少し休憩をとります。ここの山小屋でペットボトルの水を買いました。1本500円!

すばらしい雲海を見ながら、ゆっくり歩きます。

標高約3,200mの白雲荘に到着。
再び小休憩。だいぶ気温も下がってきており、少し寒かったので、カップみそ汁を飲みました。400円!
でも冷えた体が温まっておいしかったです。

少し休憩して、呼吸を意識しながらゆっくりペースで登ります。

雲海が広がる景色は、本当に素晴らしいです。いつまで見てても飽きません!

標高約3,250mの元祖室(がんそむろ)に到着。

本日泊まる山小屋まで、あともう少しなんですが、あとちょっとが遠いです。

五合目から歩いて約6時間、本日泊まる山小屋、本八合目トモエ館にようやく到着しました。

Iさんとともに、パチリ。
やっと着いたという感じで正直、もうクタクタです(^_^;)。

ずいぶん高いところまで登ってきたなぁ、というのが実感です。
もう少し続きます。
富士登山2017(1)
8月17日、18日の2日間で念願の富士登山に挑戦です。
天気予報では、曇り時々雨でスッキリしない空模様でしたが、スケジュールの都合もあり、
予定通り行って来ました。
今回は初めての富士登山ということで、ガイド付き(バスの添乗員もいます。)のバスツアーに参加することに。
横浜駅を朝7:00に出発し(参加者19名)、途中富士急ハイランド近くの日帰り温泉施設
「ふじやま温泉」でさらに2名を乗せて、総勢21名で登ることになりました。

10時半頃、富士スバルライン五合目(吉田口)に到着。
すでに標高約2,300mあるので、登山前に軽く食事をしながら、高度に少しずつ慣らししていきます。

登山口には馬もいます。七合目までは馬に乗って行き来ができるようです。

11時半、準備運動した後、ガイドを先頭にいよいよ登山開始です。

登山を始めてすぐに霧雨のような雨が降りだして、完全にガスって、周りは良く見えません。

あたりは真っ白(^_^;)。時々本降りのような雨も・・・。

断続的に雨が降っているので、ザックカバーをつけて登ります。

約1時間ほど歩いて、ようやく六号目の富士山安全指導センターに到着。
いったんトイレ休憩をします。ここまでは緩い上り坂なので、特に問題なく登れます。

今回、富士山に一緒に登った、向かって右側 Uさんと左側 Iさんです。
Iさんは、Uさんと同じ会社の先輩です。

右が私、chikiです。Uさんとはかれこれ四半世紀以上の長いつきあいです。でもあっという間ですね。
本当に頼れる親友です。

雨の中、砂利道をひたすら登ります。こんなにゆっくりで大丈夫かと思うほど、ゆっくりぺースで歩きます。

標高約2,800mの七合目トモエ館に到着。
ここで飲んだ、甘いミルクティー「チャイ」が疲れた体に本当においしかったです。一杯200円。

このあたりから岩場が続きます。
ストックはザックにしまって、足元に注意しながらゆっくり登ります。

この日も登山者はやはり多かったですね。
すでに交通渋滞が・・・(^_^;)。

八合目の手前あたりから、ようやく雨も上がって、青い空が見えてきました。

八合目まであと少し。

しばし休憩。すっかり晴れて、白い雲と青い空が素晴らしいです。

山頂まではまだまだ先(^_^;)。
けっこう体力使ってます。このあたりぐらいから少しですがアタマが痛くなってきました。高山病かな。

続きます。
天気予報では、曇り時々雨でスッキリしない空模様でしたが、スケジュールの都合もあり、
予定通り行って来ました。
今回は初めての富士登山ということで、ガイド付き(バスの添乗員もいます。)のバスツアーに参加することに。
横浜駅を朝7:00に出発し(参加者19名)、途中富士急ハイランド近くの日帰り温泉施設
「ふじやま温泉」でさらに2名を乗せて、総勢21名で登ることになりました。

10時半頃、富士スバルライン五合目(吉田口)に到着。
すでに標高約2,300mあるので、登山前に軽く食事をしながら、高度に少しずつ慣らししていきます。

登山口には馬もいます。七合目までは馬に乗って行き来ができるようです。

11時半、準備運動した後、ガイドを先頭にいよいよ登山開始です。

登山を始めてすぐに霧雨のような雨が降りだして、完全にガスって、周りは良く見えません。

あたりは真っ白(^_^;)。時々本降りのような雨も・・・。

断続的に雨が降っているので、ザックカバーをつけて登ります。

約1時間ほど歩いて、ようやく六号目の富士山安全指導センターに到着。
いったんトイレ休憩をします。ここまでは緩い上り坂なので、特に問題なく登れます。

今回、富士山に一緒に登った、向かって右側 Uさんと左側 Iさんです。
Iさんは、Uさんと同じ会社の先輩です。

右が私、chikiです。Uさんとはかれこれ四半世紀以上の長いつきあいです。でもあっという間ですね。
本当に頼れる親友です。

雨の中、砂利道をひたすら登ります。こんなにゆっくりで大丈夫かと思うほど、ゆっくりぺースで歩きます。

標高約2,800mの七合目トモエ館に到着。
ここで飲んだ、甘いミルクティー「チャイ」が疲れた体に本当においしかったです。一杯200円。

このあたりから岩場が続きます。
ストックはザックにしまって、足元に注意しながらゆっくり登ります。

この日も登山者はやはり多かったですね。
すでに交通渋滞が・・・(^_^;)。

八合目の手前あたりから、ようやく雨も上がって、青い空が見えてきました。

八合目まであと少し。

しばし休憩。すっかり晴れて、白い雲と青い空が素晴らしいです。

山頂まではまだまだ先(^_^;)。
けっこう体力使ってます。このあたりぐらいから少しですがアタマが痛くなってきました。高山病かな。

続きます。